ロードラな日々

ロードラのストーリーを追ったメモブログですb

カテゴリ: 火の時代

【ラビ】
幼馴染のアーロン、アナスタシア、カロルと共にドラゴン討伐を目指す、ごく普通の村の少年。小さなころから大人を相手に剣の修業を積んでいたので、剣の腕には多少の覚えがある。ドラゴンを討伐し、この世に平和をもたらす英雄になる日を夢見ている。
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【アーロン】
幼馴染のラビをライバル視しており、誰よりも早くドラゴンを倒し手柄を立てたいと思っている野心家。戦いの才能も申し分ないが、皆に見えないところでこっそりと鍛錬を積んでいるという、努力家な一面もある。
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【カロル】
幼馴染のラビに誘われて、いつの間にか戦いに参加していた少年。本当は村の林檎畑に寝転がり、昼寝をしたいと思っているのんびり屋。マイペースだが、魔法の腕は確かであり、またなによりも、皆のムードメーカとして無くてはならない存在である。

【アナスタシア】
ドラゴンへの関心が強く、討伐というよりも、自身の目で実際に見てみたい、という憧れを胸に秘めている少女。遺跡やダンジョンにも目が無く、いつの間にやら姿が見えなくなっていることも少なくない。そのたびラビや、他の仲間たちを困らせている。
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【アナスタシア・プラーナ】
ドラゴンへの関心が強く、旅を続けることでその生態を調査している女性。さらなる研究のためにはドラゴンに負けない強さが必要と思い知り、鍛錬にも励むようになった。共に旅を続ける、仲間のラビが、後先を考えずに無鉄砲な行動を取ることが最近の悩みの種。
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【朱弓】アナスタシア
厳しい鍛錬を積む内、仲間の誰よりも強く、賢く成長したアナスタシア。彼女は今、決断を迫られていた。その足元には負傷し気を失った仲間、そして目線の先には今にも襲いかからんとするドラゴンの姿。構えた弓を引くか、震える足で退くか。しかし、彼女に迷いは無かった。

【朱槍使】アーロン
彼が駆けつけた時、彼らのリーダーたる女戦士の息は既に無く、傍らには重傷を負ったラビの姿があった。そこはどう猛なドラゴンの巣の中であり、恐らく巣の主であったドラゴンは額を弓で射抜かれ事切れていた。辺りには激しい戦いの跡が見て取れ、アーロンは静かに涙を流した。

【アーロン・プラーナ】
何かにつけてラビと競い合っていたが、旅の厳しさ、そしてかけがえの無い仲間を失った事で成長し、今ではお互いの背中を預け合う、良きパートナーとなった。今、その槍は自己顕示のためでなく、仲間を守るために揮われている。

【ラビ・プラーナ】
この世に平和をもたらすことを目指し、ドラゴンを討伐する旅を続けている青年。数年に及ぶ戦いのなかで、剣の腕は一層磨かれた。また、自分の責で、かけがえの無い存在であったアナスタシアを失ってからは、仲間を思いやる冷静さも身に付け、仲間からの信頼は厚くなっている。
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【カロル・プラーナ】
ラビとアーロンの衝突をのんびりと見守っているような青年だったが、過酷な冒険の中で自らも仲間を助けるため進んで敵に挑みかかるようになった。いつかかつての仲間の墓前に花を添えるため、今は心を鬼にしてドラゴンと戦う。

【朱騎士】ラビ
せめて自身の手が届く範囲の人々を、一人でも多く助けたいと願い、或る地に留まりドラゴン討伐を続ける青年。ドラゴンと人々との戦争は激しさを増し、いまや大陸全土が戦火に巻き込まれている。それでもラビは逃げ出さない。かつて愛したその人が、眠るこの地を離れはしない。 

【朱魔術師】カロル
かつての仲間たちを捨て、ひとり旅立ったカロル。いつまでも、失くした仲間を想い、その地に留まり、そして涙を流し続ける……その行いに罪は無い。しかし……と彼は考える。数年における日々は、彼の心を大きく変えた。誰より強い心で、彼は自身を必要とする地を目指す。 
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【嶽王】アヌビス
火の時代に、或る勇敢な戦士たちが居た。「朱の葬団」と名乗る彼らは、人とドラゴンとの初めての戦争という過酷な状況の中で、諦めること無く戦い続けた。やがてドラゴンの側が劣勢になると、神々は神兵たちを地上へと送る。その中にアヌビスは含まれていた。彼女は慈悲無く、冷静に「朱の葬団」や他の人類を消し去っていった。
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【ラファエル】
ドラゴンと共に空を飛び、人里離れた谷に住む狩人の少女。他の地の人間やドラゴンと遭遇しないよう、細心の注意をはらって生活している。幼い頃に、住んでいた村が土砂崩れにあい、生き埋めになっていたところを、今の相棒であるドラゴンに助けられ、以来行動を共にしている。
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【ラファエル・マルス】
悠久の谷と呼ばれる場所で、長を務める狩人の女性。ドラゴンと人間が共存するこの谷には、各地から身寄りの無い子供や、害意の無いドラゴンが集められ共に暮らしている。彼女が人間とドラゴン、それぞれに役割を与え管理することで、谷は安定した生活を送ることができている。
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【赫焉姫】ラファエル
ドラゴンと人とを同じ谷に住まわせ、その二者が円満かつ円滑に生活出来るよう管理を行う、女狩人の長。その管理は非常に厳しいものであり、ドラゴンも人も一様に彼女を恐れているが、一方で時折見せる慈愛に満ちた表情は、皆に母親のような安心感を与えている。
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【銃士フォスター】
初代アポロース家当主フォスター。彼が独自に造り上げた「矢弾」は、その名の通り矢のような射出弾であり、ドラゴンの硬い表皮をたやすく貫通する特性を持つ。また、弾に油を染み込ませる事によってドラゴンの体内で激しく燃え、熱塊となり、長い苦痛を与えることが出来る。

【総帥フォスター】
アポロース家当主フォスターはドラゴン討伐の名手として知られるだけで無く、矢弾を始めとした発明家としても広く名が知られていた。それは元々彼が科学者を目指していたことに起因しており、戦争さえ無ければより純粋に人々の役に立つ者になっていたであろう事を示している。
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【焔帥皇】フォスター
フォスターは人の役に立ちたかった。人々が竜の姿に怯えることなく平和に暮らす世界。その為に、彼は昼夜問わず没頭した。竜を退治し、人の世を救う発明に。貫きえぐる「矢弾」、浴びせ焼く「流炎」。斬りはねる「擬刃」、潰し散らす「風槌」。多くの物を彼は造った。そして造った物は、多くの竜と、しかし。いくばくかの人をも壊した。それでも彼は造ることを止めなかった。やがてその発明を恐れ出した人々は、彼を悪魔と罵った。それでも彼は創ることを止めなかった。

【英雄フィリス】
その手に持った炎槍でドラゴンを燃やし尽くす、獄炎の英雄。かつて自身の故郷をドラゴンたちに燃やし滅ぼされた時、この世の全てのドラゴンを、より強大な炎で焼き尽くす事を心に誓った。彼女の炎の源流は自身の魂であり、その火が燃え尽きた時、彼女の人生もまた終わる。

【英傑フィリス】
獄炎の異名を持つ女騎士。しかしそんな彼女にも心やすらぐ場所がある。それはドラゴンとの戦いで親や兄弟を無くした子どもたちが集う孤児院であった。もはや彼女自身に残された時間は少ない。しかし子どもたちの未来を守るため、彼女はためらい無くその命の火を燃やし続ける。
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【アリシア】
アリシアは幼い頃にドラゴンに故郷を焼かれ、その際、親兄弟を失った。遠い地の親戚に引き取られた彼女はそれからしばらく言葉を無くし、ほとんど誰友接さぬまま幼少期を過ごしたが、やがて彼女が孤児院に預けられることとなった時、アリシアはその女騎士に出会った。
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【アリシア・ブラント】
アリシアがフィリスと出会い1年が経った。その生き様に感動したアリシアは元の活発さを取り戻し、今や孤児院一のお転婆少女として勇名を馳せていた。その日もアリシアはフィリスを待っていた。約束の槍術指南の日であったが、しかしいつまで待っても彼女はやって来なかった。
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【炎憐皇】フィリス
もう幾日も、その火は灯り続けている。燃ゆる槍「獄炎槍」。フィリスの魂を対価をして灯され続けるその炎が、ドラゴンの厚き鱗を溶かし貫き、肉を焼き焦がす。あと幾匹のドラゴンが、此処には残っているのだろうか。フィリスは考え、そして止める。故郷なき今、心残りは何も無い。もはや命を長らえる意味も。ただふと命のこの際で、思い出すのは、孤児院で暮らす子どもたち。そして一人の少女の姿。ここに至り、ようやく彼女はその事に気づく。やがて灯り続けた火が消える。

【炎獄王】アリシア
綺麗な亡骸であった。街を襲ったドラゴンの群れと一人果敢に戦ったフィリスは、ついに命の炎を燃やし尽くし、やがて静かに地に倒れた。葬列を見守る孤児院の子供たち、そしてアリシア。彼女は再びこの時より、心を失い、笑顔も忘れた。数年後、我が身をかえりみず、ただひたすらにドラゴンだけを焼き潰す彼女の姿が在った。その炎は、まさに地獄の業炎のようであり、しかしまた一方で哀しき色を湛えてもいた。
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【シルヴェスタ】
シルヴェスタは王都を守護する「王国騎士団」所属の騎士である。どんな危険な戦場であっても、彼だけは必ず王都へと帰還するという噂から、「絶対帰還の負け犬」なる異名をつけられており、様々な隊より厄介払いと称され、追い出されて来た。そして次に彼が所属した第三番隊においても、蔑む視線は留まる所を知らず、特に隊一番の騎士であるオーガスタスには、一言すらも口をきいて貰った事が無い。

【帰還王】シルヴェスタ
「絶対帰還の負け犬」なる異名、騎士とは思えぬ貧弱さ、更にはそれを甘んじて受け入れ、情けない笑顔を晒している姿勢。およそ騎士に必要とされる資質から、最も離れた位置にいるシルヴェスタは、相も変わらず隊の中で孤立した存在であった。そんな折、彼の所属する三番隊に、かの「赤き竜」討伐の任が言い渡される。その栄誉ある責務に皆が歓声を上げる中、シルヴェスタだけが、いつもの笑顔を消していた。

【騎還王】シルヴェスタ
誰より、死を覚悟していたはずであった。誰より、戦う力を身につけたはずであった。誰より、騎士たる誇りを持っていたはずであった。しかし、オーガスタスの持つそれらは、真の「騎士」にとって必要なものでは無いという事を、彼は今知った。そして地を這う彼の目の前で、必ず仲間を還すべく、咆こうを上げ「赤き竜」へと立ち向かうシルヴェスタこそ、真の騎士たる姿だという事を知った。

【勇者オーガスタス】
火の時代、仲間を率いて数々のドラゴンを討伐した伝説の勇者オーガスタス。豪快な性格からくるその勇ましい武勇をあげればキリが無いが、そんな彼の信念は意外にも「絶対帰還」の四文字であった。目先の益より、未来を見据えた姿勢は多くの兵の心を惹き付けた。
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【軍神オーガスタス】
老いて尚、戦いの最前線に立ち続ける歴戦の勇者。常に「絶対帰還」の信念を掲げ、戦いの中で、いつか自身の跡を継ぐ若き騎士たちの精神を鍛え上げている。ただ、自身はといえば仲間のためなら平気で死地へ飛び込んでいく性格であり、そのたび兵や騎士たちに心配をかけている。
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【焔神皇】オーガスタス
それは怒りか、或いは怯えか。煮えたぎるマグマ。視界を遮る灼熱の蒸気。或る火山にて、その歴戦の老戦士は「朱竜」と呼ばれるドラゴンと対峙していた。それは、彼が出会ったどの敵よりも、遥かに強く、遥かに暴虐。そして今、その邪悪の権化の頬から顎に掛け、大きな傷が血に濡れ赤く艶めいていた。それは怒りか、或いは怯えか、朱竜の雄叫びが耳を貫く。その目を静かに、しかし確かに見据えながら、オーガスタスは、遺す数多の部下の顔、そして妻の笑顔を思い出していた。

【ヨハン】
ドラゴン討伐のために結成された騎士団で剣を振るう若き剣士。同時期に入団したドミニクの鬼のような後輩指導とは対称的に、非常に温和な性格から天使ヨハンと呼ばれ皆から慕われている。ただ、ドミニクの指導方法に理解を持っている唯一の存在で、彼の支えにもなっている。

【ドミニク】
騎士団にて新米団員から恐れられている、鬼の教官騎士。甘ったれる者には容赦なく、場合によっては除隊すらさせる、常軌を逸した厳しさで接する。ただ、それは己の信じる正義に基づいた行動の結果であり、かつての恩師から受け継いだ意志を胸に、今日も激しく怒号をあげる。

【ドミニク・マルス】
かつての相棒ヨハンと共に、その豪腕を振るう騎士団特別顧問。その年齢は既に84と、なかなかのご老体だが、鎧の下にはいまだ衰えぬ若々しい肉体を保っている。恩師の言葉「絶対帰還」の元に、無駄な犠牲を増やさぬよう、新米騎士たちに厳しく接する姿勢は変わっていない。
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【ヨハン・マルス】
御年82歳になる、老齢の剣士。当然ながら既に騎士団から引退して久しい。が、かつての相棒ドミニクが最前線に復帰したと聞き及び、老体に鞭打って自身も立ち上がった。温和な性格は変わっておらず、ドミニクが叱り、ヨハンがなだめる、という構図も相変わらずである。

【赤鹿の徒】ドミニク
ここが己の死に場所か、と老兵は槍を握り直す。幸いにも騎士や兵を逃がすことは出来た。後はどれだけ時間を稼げるか……否、なんとしても稼がねばならぬ。くしくも師が散ったのと同じ場所で彼は覚悟を決める。その時だった。聞き慣れた、しかし初めての怒号が火山に響く。

【赫将】ヨハン
大声を出したのは何年ぶりか。騎士団に入団してからは一度も無かったことである。なぜならそれは常に相棒の役割だった。しかし今、初めて相棒は「絶対帰還」の言葉を捨てる際にあった。ここで怒鳴らなければいつ怒鳴る。ヨハンは剣を握りしめ、もう一人の老兵の傍らに立った。
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